FC2ブログ

向精神薬減薬・断薬メンタルサポートブック 常葉まり子さん (2)



●ステージ2 断薬後初期

比較的強い離脱症状が現れる時期。

薬を断ったのにもかかわらず、さまざまな身体症状・精神症状が現れるため、離脱者がもっとも不安になり、自信を失う期間である。

情緒・記憶にもまだ多くの一時的障害があり、発言・行動にも一貫性がなく、不安・焦燥感・イライラが非常に強い。

断薬後初期のこの段階は、再服薬のリスクがあるので、現状からは必ず回復していくことが繰り返し伝えて、励ますことが大事。

絶望的な考えが浮かびやすいし、そういう考えに支配されがちだが、すべての絶望的な思考は中断しよう。

希死念慮・うつの症状が強い場合は注意が必要である。

この時期には、離婚・退職などライフスタイルの変化を希望する気持ちが起こってくる場合があるが、人生に大きくかかわる決断は、症状が緩やかになるまで棚上げしておいたほうがよい。

まずはコンディションに合わせ、できることは行い、できないことは行わないスタンスを保とう。



●ステージ3 断薬後中期

心がふっと楽になる瞬間が徐々に実感できるようになる。

ただし、まだ安定はせず、苦痛の期間のほうが多い状態。強迫的な不安やうつ、強烈な中途覚醒や不眠などの症状がなかなかフェードアウトせずに焦燥感が募る時期でもある。

思考・記憶力が徐々に回復してきている分、ネガティブなことに対して以前よりも具体的な想像をしてしまう。調子が良い時間と悪い時間の落差が大きく、ステージ2よりも主観的な苦痛が大きい状態である。

身体症状にも長い間耐え続けているので、その疲労が出る時期でもある。

あまりに長い苦しみに離脱者はエンドレスの恐怖を覚えるかもしれないが、実際には順調に回復しているプロセスなので、それを繰り返し言い聞かせて自分を励ますことが大事。

えんえんと続く離脱の孤独感により、引っ越し・結婚・出産などを検討する傾向があるが、まだ人生の大きな決断は時期尚早であるので、慎重になったほうがよい。



●ステージ4 断薬後後期

精神的に楽な時間が増え、睡眠も徐々に安定し、体もそれまでよりも楽になっていく。

可能なら、適度な運動を取り入れて、無理のない体力づくりを心がけよう。

離脱の精神症状と離脱者自身の感情との区別がつかず、それまでとは異なった不安定な感情を抱きがちな時期なので、その混乱を整理できるよう周囲のサポートがあるとよい。

この時期は離脱者が服薬前に自身が持っていた内的・外的な問題と対峙し始める時期であり、その作業に対する怖れの感情が起こりがちな時期である。

離脱性の不安とない交ぜになって不安定な状態になりやすいので、まだ深く物事を考えすぎないように気をつける必要がある。

離脱者は棚上げにしてきた問題に性急に取り組もうとしがちだが、まずはコンディションに合わせてゆっくり進めていこう。
関連記事
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

kobuさん

クワトロです。

私のブログへのコメントありがとうございました。

国立国会図書館に問い合わせしてみました。
複写サービスはいまでも行っているとのことでした。
複写サービスを受けるには、最初利用者登録をしなければならないとのこと。
http://www.ndl.go.jp/jp/information/guide.html
登録すればインターネットで複写サービスが受けれるようになるとのことでした。
http://www.ndl.go.jp/jp/service/copy3.html

参考まで。。。

クワトロさんへ

わざわざ有難うございます。

kobuさん

クワトロです。 おはようございます。

昨日は近畿地方 35度あったみたいですね。

体調は大丈夫だったでしょうか。

クワトロさんへ

おはようございます。
昨日は35度…暑すぎです(^_^;)
体調は昼過ぎ動悸が激しかったですが、30分ほどでおさまりました。
体調安定していますよ。
クワトロさんは水溶液減薬開始ですかね?

kobuさん

クワトロです。 今日も近畿地方は35度になるみたいですね。

体調安定していてなによりです。

私ですが、どうも午後になるとどれも軽いですけど、不安感、喉の閉塞感、右ふくらはぎの硬直などが出てきて、考えてみたのですが やはりレンドルミンが午前中に血中からなくなるのと、昼の減薬量が一番多いのが原因かなと。

なので、本日から、朝はそのまま、昼を0.03125戻して、その分夕を0.03125を減らして、しばらく様子を見ます。トータルの一日の服用量は変わらないので、これで問題なければ、朝、昼、夕と減薬量が一緒になるので、そこから同時に水溶液タイトレーションを行うことを考えています。まさに人体実験ですね。

早ければ今週の土日から水溶液タイトレーションへ移行します。この方法でいければ13回の調整が必要なく、早く同時水溶液タイトレーションが実行できると思います。


そういえばワイパックスさんは断薬から1年ですね。

Re: kobuさん

日中は40℃近い時もありますね。信じられません…
最近は外で遊ぶ子も少ないですね。異常気象…どうなってしまうのでしょう。
体調はおかげさまで、安定しております。
クワトロさんはいつも午後から不調ですよね。
そうですね。昼の減薬量が一番多いのが原因かもしれません…
脳は必ず回復するので、回復すれば、その量でも慣れるのですが、その回復速度も分かりませんしね。
少し後戻りをして、水溶液減薬…足並み揃えば、減薬作業も簡素化出来ます。

日々、人体実験…減薬に失敗はありません。全てはデーターになりますから。
そこから全て繋がっていくのです…
ワイパックスさんは断薬から1年経ちました。本当に長い減薬作業…忍耐と努力の結晶です。
私はワイパックスさんのブログがなかったら、水溶液減薬しようと思わなかったかもしれません…
それぐらい、私にとっては、大きな存在のワイパックスさん…真っ先にお祝いと感謝のコメントを残してきました^_^
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。