納得のいかない裁判結果



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以前より注目していた裁判の判決が3月14日に出ました。

この事件は、2012年の事件です。
千葉地方裁判所で開かれた石郷岡病院、准看護師らによる傷害致死事件。
被告2名はそれぞれ容疑を全面否認しました。
 以下は、ヤフーニュースの記事です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170215-00007382-houdouk-soci


千葉市の精神科病院で、患者の男性が看護師に暴行を受け、死亡した事件が発生した。
この事件は2012年1月、千葉市の精神科病院「石郷岡病院」で、当時准看護師の菅原 巧被告(63)と田中 清被告(67)が、入院中の弘中 陽さん(当時33)に暴行し、首の骨を折って死亡させた傷害致死の罪に問われた。

弘中さんの父親は「看護師2名を許せない、本当に許せない」、「非人道的な虐待に近い、人間のプライド、尊厳を踏みにじるような行為」と語った。
初公判で、菅原被告らは「正当な看護行為だった」と起訴内容を否認し、検察側は「卑劣かつ危険な行為で、犯行は短絡的なもの」と指摘した。

以下は、かこさんのブログを引用させていただきます(-_-)

「正当な看護行為」なのでしょうか?これが許されるなら、精神科病院では、何をやっても「看護行為」ということになります。
 被告弁護人の冒頭の言葉です。
「保護室にいる患者さんは中には暴れる人もいる。被告は1月1日、優しく精神に障害を持つ患者さんに流動食を与え、おむつを替えていました。そんなとき突然患者が暴れだし、看護師は自傷を防ぐために咄嗟に患者さんを押さえつけただけなのです」

 裁判員裁判ですから、精神医療にはまったく知識のない人たちが裁判するんです。
 精神障害者に対する偏見を煽りつつ、そういう人たちを看護する被告の立場を擁護し、患者が暴れたのがそもそもの事の始まりという主張ですが、それを通してしまう世間の認識もあり、そこが怖いところです。
 しかし、映像があり、それでもなお「無罪」を主張し、「正当な看護行為」と言わしめてしまう「異常さ」を痛感します。
精神医療そのものがいかに「常識」からずれたものであるか……

ここまでです。


この裁判の判決が、3月14日に出たわけです。

なんと、求刑8年に対して、
菅原被告、罰金30万円。
田中被告 無罪。

開いた口が塞がらなかったです…
人一人が死んでいるのですよ!?Σ(゚д゚lll)
それが、無罪とたった30万円の罰金ですか…!?

これが精神医療裁判の現実なのでしょうか。


傍聴しておられたかこさんのブログからの引用です。

【判決理由について、記憶に残っているものだけ記しておきます。
 まず、菅原被告に対して。映像から暴行は認定できる。頭部右上に右足を当てている。認定できるのはその一回のみ。
 映像は真上から撮られたもので、1秒に4コマという画像の粗さもあり、明らかに頭に足が当たっている映像はその他確認できない。
 検察は被害者の髪の毛が乱れたことを暴行の証拠のように主張しているが、画質が不鮮明で確認できない。
 一度頭部に右足が当たっているが、それと頸椎損傷の因果関係はないと判断。
 よって、傷害致死ではなく、暴行罪である。
 求刑8年に対して、罰金30万円。

 田中被告について。
 暴れる患者を抑制する以上のものは認められない。
 抑制は、看護行為としての抑制である。(あるいは看護行為の延長としての抑制である)。
 求刑8年に対して、無罪。

 この司法の判断は、あのような行為を看護行為と認定したということです。したがって、今後、精神科の看護師の行為はこのレベルまでは「看護行為」に相当する(そのお墨付きを与えた)ということになる。
患者が実際暴れていようがいまいが、看護師に少しでも抵抗したら(その理由は看護師に雑に扱われたからだ)、即抑制。そして、1回(や2回)、踏んづけても、罰金くらいで済んでしまうということだ。たとえ結果として命を落としても、その場で亡くならない限り、因果関係はどこまでもあいまいにされていく・・・。

そもそもが、「暴力的な患者」という前提での判決である。
 判決理由の中で「石郷岡病院への入院が父親の顔面を殴り骨折させたため」ということが強調されており、もともとそういう「粗暴な患者」だった、だから「抑制せざるを得なかった」、したがって、それは看護行為であるという、一番恐れていた筋書きそのままの結果である。
 
 この結果を受け入れるのは、かなりしんどいです。
 原告側の席に座られていたお父様は、判決理由を読み上げる裁判長のほうを、背筋を伸ばしじっと見つめていました。その胸中を思うと、言葉が見つかりません。長い時間をこの裁判に費やし、さらに民事裁判も控えて、ご家族はいまどれほどの思いの中にいるでしょうか。】


以上です。

ご家族の想いを考えると胸が張り裂けそうです。
自分の子供が同じ目に遭ったとしても、このような判断を…判決を下しますか…(つД`)ノ

私が、入院していた精神病院…閉鎖病棟では、看護師の7割が男性でした( ;∀;)
外から鍵のかかる部屋、監視カメラのついている部屋がいくつもありました。
普通の病院であれば、ほとんどが女性看護師ではないでしょうか?
しかし、精神病院は違いました。
異質の空間でした。

私(特に抵抗もしない、言う事を聞く大人しい患者)には、みなさんとても優しかったですが…

抑え付けられている患者さんも何人か見ました…

緊迫した雰囲気の中で、日々仕事している看護師達。

身の危険を感じながらも、患者のために必死で、働いていらっしゃる看護師達もいます。

その一方でこんな事件もある…

精神病院での、看護師による暴行事件は珍しいものではなく、よく聞く話です。
だからこそ、この裁判に期待をしていました。
これからの精神病院の指針になるような判決を望んでしましたが…
精神医療に関しては、ひたすら医師の立場、看護師の立場が守られます。
全く納得の出来ない悲しい判決結果となりました(。-_-。)


以下、私のブログにリンクされているかこさんのブログより


 3月14日に千葉地裁で出された石郷岡病院事件の判決は、あまりに不当と言わざるを得ないものです。
 求刑8年に対して、罰金刑(30万円)と無罪判決ですから、千葉地検としても、面目丸つぶれでしょう。
 この判決を確定させてはなりません。
こんな判例が残れば、今後の精神医療にとって、たいへんマイナスになります。あのような行為が「医療行為」として認められてしまうということです。信じられない、人権意識の低い(そうでなくても人権意識の低い世界)状況を作ってしまうことになります。
 その意味でも、千葉地検にはぜひとも控訴をしていただきたいと強く思います。もちろん、ご遺族も、検察に強く控訴を訴えているとのことです。
 そこで、私たちにできることは……?
 じつは、千葉地方検察庁のホームページでは、「ご意見、ご要望」をメールで送れるようになっています。
http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/chiba/page1000065.html
https://www.kensatsu.go.jp/kensatsumail/feedback.php?id=009

 ここからぜひともみなさんの思いを千葉地検にお伝えしてください。
 控訴を後押しする、検察に期待している、応援しているといったスタンスで、ご意見を送っていただけないでしょうか。単なる批判(文句や恫喝)ではなく、冷静な立場から、検察に控訴をお願いしていただければと思います。
 そうした意見が多数集まることは、きっと物事を動かす原動力になります。
 どうぞご協力のほど、お願いいたします。

以上です。

私も千葉地検に控訴を願うメールを送ります。

 
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コメント

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こんにちは^^

いいお天気の3連休ですが、kobuchoroさんはご家族と
どこかにお出かけされましたか?^^
私は昨日・一昨日と、いつも以上によく動いたので、
今日は家でのんびり~♪です。

昨日、千葉地検にメールを送りました。
NHKのニュースで映像を見たのですが、不快極まりなかったです。
あれを虐待、人権侵害と言わずして何と言うのか…。
そして、被害者は頸椎を損傷して死亡しているのに、この判決…。
自分が、あるいは自分の家族が同じことをされたらどう思うのか?
検察には裁判の場で再度徹底的に戦っていただきたくメールしました。

被害者の方が入院したのは、元の精神疾患のためではなく、
向精神薬でおかしくされたせいだったのですね。
kobuchoroさんが入院されたのも「向精神薬のせい」ですよね。
この件でつくづく思ったのは、元の疾患で入院している人よりも
「薬のせい」の人のほうがずっと多いんじゃないかと…(ー”ー)

私はレクサプロの離脱症状で「殺意がこみあげてくるほどの攻撃性」
を経験しているのですが、この症状に見舞われると「殺意」に対する
罪悪感すら欠落してしまうんですよ。
自分が苦しいだけなら我慢できますが、他者を巻き込みかねないので、
この症状が出たときだけ量を戻しました(今は減薬しても出ないです)。
自分が被害者にも加害者にもなりかねない薬…。
私はもう、薬に対して嫌悪感と恐怖感しか持てません。
こんな薬、世の中からなくなってしまえばいいのに、と思います!!

Hさんへ

Hさんへ
こんばんは^_^
私は、ワンオクのライブツアーに参戦しておりました。
いいお天気ですね〜。ずっと外にいたので、日焼けしました( ;∀;)

昨日・一昨日と、よく活動されたのですね。

今日は家でのんびり~♪なのですね(^_^*)

いいですね〜


千葉地検にメールを送って下さり、ありがとうございます。

私も送りました。
ニュースの映像を見られましたか…衝撃的ですよね。



あれだけの事をして、無罪と罰金30万円なんてあり得ないo(`ω´ )o


虐待、暴力、人権侵害。

これが精神医療なのですね…

普通に生活していて、頸椎を損傷しないです。

それが死因であるのにこの判決…。

裁判員裁判…

誰もこれがおかしいと思わないのでしょうか。。


私も精神病院に入院していた頃、患者さん達と会話しましたが、皆さん10年以上いらっしゃるのですよ…入退院を繰り返し…

薬の量を聞くと、かなり多い。

健康な人でも、それだけ精神薬を飲まされれば、日常生活送れなくなるよ…と思いました。



亡くなった彼も、はじまりは、大学生の頃、少し気分が落ち込むと精神科を受診し、ドグマチールが処方されました。



そしてパキシルを服薬する事になり、暴行事件…

これは、明らかにパキシルの副作用ですよね…

私達なら、それがよく分かります。



そして、どんどん人生の歯車が狂っていく…



精神病院に入院されている方のほとんどが「向精神薬のせい」に思えてならないです。私も…





レクサプロの離脱症状で「殺意がこみあげてくるほどの攻撃性」 とても怖いですね。
この症状に見舞われると「殺意」に対する
罪悪感すら欠落してしまう…これが一番怖いところ。

パキシルも、同じような副作用があります。

攻撃性が出てくるのですよ。



自分が被害者にも加害者にもなりかねない悪魔のような薬…。
私はもう、薬に対して嫌悪感と恐怖感しか持てません。

←とてもよく分かります。私も同じ意見ですので…


こんな薬、なんで開発されたんだろう…

精神薬なんて化学兵器のようなものです。



薬を認可した厚生労働省も、障害者支援法で一生薬漬けを保障する法律を作った政党も。



日本を潰す気ですか?o(`ω´ )oと言いたい…

がんの治療

これも犠牲になる患者さんが後をたたないようです。(もちろん、命を救われる患者さんが多いとは思いますが)

少し前の事ですが、81歳の老人が癌になり、余命3ヶ月と宣告されて、外科手術を受け、その後はお決まりの抗ガン剤投与。みるみるうちにやせ細り、食べられなくなり一年も経たずに亡くなりました。

周りは、80歳超えたら癌は進行しないし、手術と抗がん剤治療をすれば苦しみながら死ぬからと止めたんですが、人間は医者に言われると弱いですね。すぐ手術されてしまいました。

81歳の体を切り刻み、猛毒を飲み続けましたので、確実に弱って行きました。

一方、別の知人は83歳の時癌になりましたが、歳だからと諦め、美味しいものを食べて旅行をして余命を全うしようとしていましたが、癌は進行せず94歳まで生きました。

たんぽぽ様

こんばんは^_^お疲れ様です!
たんぽぽ様がおっしゃっている事はよく聞く話ですよね。
医師が身内に飲ませない薬のほぼトップに抗がん剤が入っています。
抗がん剤は飲むなといった書籍も多く出版されていますね。
私も、抗がん剤は飲むべきではないものという位置づけです。
我が家は、母方が癌家系です。
母の叔父は、抗がん剤を飲みました。
1年間苦しんで苦しんで逝きました。お見舞いに行くたび怖かった記憶があります。
最期は見ていられませんでした。゚(゚´Д`゚)゚。
肌の色もどす黒く…
私の曽祖母も癌になりましたが、曽祖母は手術して長生きしても息子夫婦に迷惑かけるだけだと手術も拒み、治療をしませんでした。
美味しいものを食べて、好きな事をし、ゆっくり息を引き取りました。
私は、自分が癌になれば、抗がん剤は飲まないです。
身内にも飲ませたくないですね…本人が飲みたいと言えば止められませんが…( ;∀;)